ラトビア共和国(Latvijas Republika)はバルト3国の中央に位置し、首都リガは「バルトのパリ」と称される美しいアール・ヌーヴォー建築群で知られ、旧市街はユネスコ世界遺産に登録されております。日本とは神戸市との姉妹都市関係をはじめ、長年の友好関係を築いてまいりました。Harmonyが、ラトビアの基本情報・日本との友好関係・文化を中立かつ事実ベースでご紹介いたします。
国の基本情報
地理と人口
面積約6万4,589平方キロメートル(日本の約6分の1)、人口は約185万人。首都リガ(約60万人)、第二の都市ダウガフピルス。バルト海とリガ湾に面する海辺の国です。
気候
温帯海洋性気候の影響を受け、バルト3国の中では比較的穏やか。夏は18〜23度、冬は氷点下となります。6〜8月が観光・ご渡航のベストシーズンで、海岸リゾートのユールマラも人気です。
言語
公用語はラトビア語(バルト語派)。リトアニア語と並ぶ古い印欧語族の言語。ラテン文字(独自記号付き)を使用。「Sveiki(こんにちは)」「Paldies(ありがとう)」が基本フレーズ。英語は若年層・都市部で広く通じ、ロシア語も使われます。
通貨・経済
通貨はユーロ(EUR・2014年導入)。EU・ユーロ圏・NATO加盟国。IT・金融サービス・物流(リガ港)が主要産業で、北欧との経済関係が密接です。
日本との友好関係
外交関係
日本とラトビアは1991年の独立回復以降、文化・経済の両面で友好関係を発展させてまいりました。
友好都市・姉妹都市
- 神戸市 ⇔ リガ市:1974年姉妹都市提携。両港湾都市の長期にわたる文化・経済交流。
- 姫路市 ⇔ ツェスィス:歴史都市同士の交流。
- 埼玉県 ⇔ ラトビアスポーツ協会:スポーツ交流(2020東京オリンピック関連)。
大使館
東京・赤坂にラトビア大使館、リガに在ラトビア日本国大使館が設置されております。
文化交流
- ラトビア国立交響楽団の来日公演
- ラトビア大学日本研究所の活動
- 日本ラトビア音楽家交流(特に合唱・オペラ)
- 柔道・空手・剣道など武道交流
- 日本ラトビア友好協会・神戸ラトビア友好協会の活動
文化と暮らし
歌の文化
ラトビアは「歌の国」と称されるほど合唱文化が深く、5年に一度の「ラトビア歌と踊りの祭典」(ユネスコ無形文化遺産)には10万人を超える歌い手が集います。リガ大聖堂のパイプオルガンは欧州屈指の名器として知られております。
食文化
- ピラギ(Pīrāgi):ベーコンや玉ねぎを包んだ三日月形のパン。家庭の定番。
- ジャウィエス・ズプ(Skābeņu zupa):すいばを使った伝統スープ。
- ジェルカ(Žerka):ライ麦パン。栄養価が高くラトビア人の食卓に欠かせません。
- リガ・ブラックバルサム:1755年から続く伝統薬草酒。お土産の定番。
伝統文化
リガ旧市街は世界遺産登録のアール・ヌーヴォー建築の宝庫。森林大国ラトビアでは木工・琥珀加工が伝統工芸として継承されております。民族衣装は地域ごとに色彩豊かなデザインが特徴です。
主要な祝祭日
5月4日(独立回復宣言記念日)、6月23-24日(ヤーニ祭・夏至祭)、11月18日(独立記念日)、クリスマス(12月25日)。
家族観とパートナーシップ
ラトビアでは女性の社会進出が非常に進んでおり、教育・IT分野での活躍が目立ちます。同時に、家族の絆や伝統行事を大切にする文化が根強く残っております。穏やかで誠実な国民性、北欧的な落ち着きを持ち、日本人男性との価値観の共有が築きやすい背景がございます。
ご渡航の基本情報
主要空港:リガ国際空港(RIX)。ヘルシンキ・ストックホルム経由が一般的。
推奨時期:6-8月(夏のリガ)、9-10月。
ビザ:日本国籍は短期90日以内不要。
時差:7時間(夏時間期6時間)。
